LawDesiGn

There is nothing to writing. All you do is to sit down at typewriter, and bleed. - Ernest Hemingway

情報の再構築

お気に入りの記事の紹介。

隙間時間を徹底的に利用したポメラによるアウトプット術 

http://pomera.fukup.info/014.html

読んだ本を血肉にするために文章を書きたい。
なので、知的生産系の情報はビジネスパーソンのご多分に漏れず大好き。
この記事を読んでポメラの購入が一瞬脳裏をよぎったけれど、テキストのべた打ちしかできないようなので購入は見送った次第。なにしろアウトライナー使いなもので。


ただ、以前から思っていたことは、アウトライナー(というかworkflowy)では項目のリストアップというトップダウン思考しかできないかな、ということ。
トップダウン思考では、どうしても「体系」を意識せざるを得ず「教科書」のお手本をアウトプットしなければいけないような意識に陥りがちで、いわゆるマル覚えに走る傾向にあった。
インプットに終始することなく、アウトプットありきのインプットを意識する。
これを可能にするべく、短文のアウトプットをアウトラインに組み上げていくボトムアップ思考をアウトライナーで実現したいと思っていた。

これは、こちらのブログでも触れられている「プロセス型アウトライナー」と近いものなのではないだろうか。

アウトライナーにはプロセス型とプロダクト型がある [アウトライナー]

http://takpluspluslog.blog.so-net.ne.jp/2013-05-19


アウトプット=知的生産にとって情報をいかに集めるかももちろん大切なのだけど、それ以上に重要なのが情報をいかに再構築するか、ということだと思う。
だけど、巷で流行るものは大抵情報収集に終始するものばかりで、これを「いかに再構成してアウトプットするか」という点に力点を置いたものは少ない。
ネット閲覧用のタブレットしかり、Evernoteしかり。Evernoteの記事もアウトライン機能をもっと強化して見通しをよくできれば申し分ないのだけど、そうならないということは需要がない、ということなのね。
「情報の収集→並び替え→発想→組み上げ→文章」までの一連の作業を滑らかに滞りなく進めていけるツールというのは、現状では存在しない、ということなのだろうか。

それにしてもアウトライナーが文章作成ツールとして、相変わらずマイノリティである理由というのを自分なりに考えている。
これ、とか参考にしながらね。

マインドマップよりアウトライナー」のワケ

http://bit.ly/xp1fxE

文章を書くときのアタマが辿るプロセス、というものを解明し続けたい、今日この頃。