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There is nothing to writing. All you do is to sit down at typewriter, and bleed. - Ernest Hemingway

文書作成のイメージ

スピードハック研究会のメルマガをいつも楽しみにしています。
そのアシスタントをつとめていらっしゃる海老名久美さんのエントリを今朝読みました。

私も文章を書くとき、そのアイデアの断片は一文の形ではなく、キーワードの形で思い浮かびます。今、解消したい不満の一つが、キーワードのみで書いたブログの下書きを、文章として完成させるまでに時間がかかりすぎること。結局下書きのまま、いつまでも冷凍保存されているのがたくさん残ってます。キーワードという形でなく一文の形で断片を捉えるようにしないのが原因なのか、ともやもやしていたところ、このエントリでほーっとラクになりました。キーワードの形で下書きをつくっていくのでおっけーだったと。

じゃぁ、何が原因かなと考えてみて、そういえば自分には書いた断片を折に触れて読み返す習慣がないことを再認識。文章のアイデアに限らず、書いたメモを「読み返す」仕組みがつくれないことも解消すべき不満だったことを思い出せました。このエントリを「読み返す」ことで、仕組みづくりの第一歩にできる気がします。

そして、今日の一連のツイート。

QT「語句を書き出すときには、適度に余白を空けて書きます。また、突拍子もないアイデアが出てきたときは、ノートの端に書いておいたりもします。後で、全体をボーッと眺めている内に、線で結べる点を見つけたり、余白を埋めていくような考えが浮かんだりするのです。」

他の人が文章を書くプロセスを知ることで、自分もこれでよかったんだと思える。うれしい。

QT「手で書き出したMDノートは、このままでは文章になりません。実際には、文章はパソコンで書いていますから、ノートに書いたことを、文章を入力することを補助してくれるような素材に落とし込みたいと考えます。そこで、登場するのがScappleです。」

Scappleのページ。こんなアプリでした。http://t.co/3Q6a6HdEiY

言葉と言葉の間に「自分」をはさんで、新しいつながりをつくる。それが「発想」なんだろうな。それを通して新しい「自分」が見つかることもある。楽しい。

こうした「発想」を支援することで文章作成を補助するアプリはたくさんあるのに、「論理」をつめていく過程を支援することで文章作成を補助してくれるアプリっていうのが見当たらないのが残念。

今、自分が法律的な文章なり、試験の答案なりを書く前段階として使っている道具は、コクヨレベルブック、定規、製図用のシャーペン、4色ボールペンかな。アプリではフローチャートを書くLekh Diagram。

既に枠組みが決まっていて、そこに言葉をあてはめていく。言葉と言葉の間が飛ばないように注意しながら、その過程を入れ子構造的に続けていく。そして、出来上がった文章全体は条文の趣旨という一言で貫かれている。これが私の持ってる法律文書のイメージ。

このイメージは、なんとなく建築の設計図に近い☺︎ 建築に憧れる理由の一つが、こういう紙の上の緻密な計算が、目に見える美しいカタチになること。そして、そのカタチの一つ一つは、泥くさい地道な工事によって出来上がるところ。

こういうのとか、どきどきする☺︎ http://t.co/FevD3x3b4D

こういう風に答案が書けるようになるまでがんばるのよー( `・ω・)

勉強します (白目

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緻密な四角形を積み上げていくように。