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There is nothing to writing. All you do is to sit down at typewriter, and bleed. - Ernest Hemingway

タスクレビューの方法

タスクをリピートすることの意味

TaskChuteを楽に使う | シゴタノ!

タスクレビューの方法にもんもんとしていたところ、こちらのエントリを読んで、今更ながら「リピートタスク」の持つすごい意味に気づいた(タスクシューターにあるまじき失態)。

私の未来は私の過去であることを先回りして私に示す。私はそれでいいかどうかを確認してから行動する。それではダメだということもできる。それが大事な点です。

Togglなどでタスクログを残していくのと大きく違っているのはここです。TaskChuteでは、ログを見返すということをことさらにやる必要はないのです。自動的に現れるタスクに取りかかろうとしたときには、すでにレビューも実行していると考えていいのです。なぜならTaskChuteにおいて、リピートとして自動的に登場しているタスクとは、かつて実行されたタスクのログでもあるからです。

タスクシュートにおいて「リピートタスク」があれだけ徹底されている理由がやっと分かった。「リピートタスク」が日々目の前に現れるということは、自分の過去の行動を日々強制的にレビューする、ということなのか。言われてみれば、確かにそう。

日々繰り返されてもいい毎日を過ごしているか。
それを明らかに目に見える形にしてくれるのが「リピートタスク」の持つすごい意味だった。


リピートタスクとタスクの粒度

実は、タスクシューターでありながら、今までリピートタスクというものをほとんど使ったことがなかった。というより、使いたいのだけど使えないでいた。

その理由は、リピートできるタスクにすることと、タスクを実行できる単位にまで細かくすることとが、私の中で両立しなかったから(単にタスクシュートを上手く使いこなせていないだけ)。

人の毎日毎日の生活は、ほぼ同じことの繰り返し。とはいえ、その内容を具体的に見ればやっぱり日々違う。日々の行動がどれだけ同じか、というのは、日々の行動をどこまで抽象化して表現するかによる。例えば、「おきる、しごと、きたく、めし、ふろ、ねる」というところまで抽象化してしまえば、「自分にはリピートタスクがない」なんて思う人はいないはず。

ただ、それでは実行可能な粒度にまでタスクに分解したとはいいがたい。「リピートタスク」にすることと、そのタスクの粒度の荒さということが私の中ではイコールになってしまっていて、それがタスクシュートの中核を使いこなせていなかった理由かなーと思う。

タスクは10分単位くらいで区切るのが(このくらいでないとタスク進行の手順が明らかにならないから)、タスク実行とタスクリピート(タスクレビュー)の調整点かな。

佐々木さんが、著書やタスクシュートで指摘されていることは、「人の意思ほど当てにならないものはない」っていうことだと個人的には思っていて(違っていたらごめんなさい)、この点は自分でも嫌になるくらい痛感している。だから、いかにそのあてにならない「意思」や「努力」に頼らずに、日々を平坦に持続させるかということを考えていきたい。

そのためにも「リピートタスク」をもっと積極的に活用したい、と思う今日この頃。とりあえずやった行動はリピートタスクにして、内容を上書きしていこうかな。


タスクレビューの方法として「toodledo×IFTTT×Evernote」を試してみた

というわけで、「リピートタスク」の持つレビューとしての意味にはっとしつつ(リピートタスク活用は今後の課題)、更にタスクレビューの方法を探していたところ、彩郎さん(@irodraw)のこちらのエントリにばったり出会った。

Evernote×Toodledo Toodledoの完了タスクをEvernoteに蓄積するiftttレシピの整理

これは早速、toodledo×IFTTT×Evernoteを試してみねばなるまい。タスクシューター、toodledoをさっそく開く。

今まで、toodledoを使うときは完了タスクをPDFにしてEvernoteへ保存していたのだけど、PDFだとNote欄が特に見にくい。見直したときに何が書いてあるんだか?って感じになってしまっていた。

でも、今日一日、「IFTTT経由でEvernoteに作成されたtoodledoノート」(長い)を見つつタスクを進めてみたところ、適宜、前の完了タスクメモを読み返しながら進めることができた。これはレビューに最適かもしれないよー☺。

今のところ、toodledoのNote欄に書いた文章は、Evernote内で改行されずテキストべたうちの形で保存されてしまう。 ここが難点だと思っていたけれど、後で見やすいように修正しなければならない状態で保存されるというのも、見直すモチベーションの一つにもなる。なかなかいい。

試してみたレシピは2つ。
一つは、完了タスクを一日単位でノートにしていくものと、もう一つは、Folderごとにノートにしていくもの。 後者のFolderごとにノートにしていくレシピは、プロジェクト管理として使えたらなーと思っている。進行状況の確認が目的なので、完了タスク名と完了日だけのシンプルなノートでいいかもしれないな。

いろいろ試行錯誤していきたい。

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