のだめカンタービレ発→ベートーヴェンピアノソナタ第32番着
■
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: DVD
- 購入: 13人 クリック: 491回
- この商品を含むブログ (218件) を見る
これもまた借りて見ました。 はー、やっぱおもしろい。のだめが大好き。
まだ第3話までしか見てないのだけど、前見たときにはただの変態エロじじいで終わってたシュトレーゼマンに目が釘付けにされてるところです。
このジジイはやっぱり深い。前は「不快」それだけだったんだけど、その不快さの目的、みたいなものに目がいくようになった。
シュトレーゼマンの千秋の育て方、それがとても面白い。
■
学校における先生と生徒の関係を考えさせられる。
この第1話と第2話を見て思うのは、たとえ大学生であっても、生徒は簡単に「先生」によってコントロールされてしまうのだな、ということ。
それはたぶん年齢によらないね、いくつになっても帰属する組織にコントロールされるのが人間なんだろな。でも、それが自分の目から透けてみえないところに帰属したい。それが信頼関係ってことかな、と個人的には思う。
■
って書きながら、「評論家」の意味を考える。
好き勝手言えるな、と。
働くことから一端休ませてもらえている、今の環境にただただ感謝したい。
一歩現場から引いてれば、そりゃなんだって物は見えるだろう。
現場にいながら、それでもいろんな視点から物を考えることができる、それが本当の強さだし賢さなんだろうな。
ただ、それって一人でどこまで可能なんだろう。
人がたくさんいる意味って「役割分担」にあるんだしなーって、のだめを見ながら教育や組織の話をぽんやり考えたりする。
■
のだめには、たくさんの楽器が出てくるのも楽しい。
私はピアノを習った経験が少しあるだけだけど、いろんな楽器の中でのピアノの位置づけを考えるのもおもしろいな
練習の基本は一人で先生と1:1。
でも、連弾もあり、
オーケストラとの恊働もある。
楽器にしろ、本にしろ、たくさんあるものの位置や順番を入れ替えてみることで、いろんな自分がいるんだなーと思えてくる。
■
とにかくこのドラマは、みんな一生懸命で、かわいいのだ
のだめのサントラが欲しい。
クラシック好きだから、曲名とか覚えたいんだけど、どうもねー
数字ばっか並んでるから覚えられない。
好きな曲の一つは、のだめが衛藤先生の前で弾くショパンのエチュード。 のだめの弾き方が面白いんだけど、ストーリーの手前、色がつきすぎてると思うので、もっと正統なもののリンクです。
Chopin Etude Op 10 No.4 HQ - YouTube
↑これは、No.4だけど↓のNo.1の方がもっといいな。
Chopin Etude Op10 No.1 HQ - YouTube
■
エチュードについてのwikiはこちら。
練習曲作品10-12 (ショパン) - Wikipedia
この練習曲は11月蜂起における1831年のロシアによるワルシャワ侵攻にほぼ同じくして公表された。…
この曲は同じ調で書かれたベートーヴェンのピアノソナタ第32番を暗示させる。この曲の77-81小節と、ショパンが大いに感嘆したことで知られているベートーヴェンのピアノソナタ第32番第一楽章150-152小節が類似している。
似ているのはベートーヴェンのピアノソナタ第32番の第1楽章みたいだけど、第2楽章もいいなー、これすきだなー
Beethoven ベートーヴェン ピアノソナタ 第32番 op.111 第2楽章(2/2) エリック・ハイドシェック - YouTube
あー、でもこれも第2楽章の後半部分なのね、ながーいなー(笑)
あともうちょっといい音で聴ければもっといいな