マロ。さんによるOmni OutlinerとTwitter連携スクリプト
1/ 11:15 マロ。(@maro_draft)さんのOmni Outlinerとtwitter連携スクリプトのデモ画面みました。
2/これはすごい。まさにイメージしていた通りのものでした。
3/実は、少し前にこちらのブログを見て、tweetのアウトライン化を実装できないか考えていたところでした。「思考のエンジン」等の著作がある奥出直人さんの「奥出直人のTwitter的生活」というブログです(現在は更新されていないようです。残念。)。
4/奥出さんの著作を読まれた方は、この方が1990年前後という一早い段階で、論文作成にアウトラインを活用されていたことをご存知だと思います。
5/その奥出さんのブログで、ツイートを箇条書きの形で記事にされている(例えば、このエントリ「大学院で学ぶことは『開かれた思考技術』である」)を見ると、各ツイートがアウトライン化できるのかもしれない、とかなり妄想していました(笑)。
6/(ちなみに、少し調べてみたのですが、bloggerはtweet連携機能が備えられていないため外部アプリを使って連携されているのだと推測します。なので、アウトライン化はできないと思われます。)
7/このブログを見ていて思ったのは、つぶやきの内容とともに、つぶやいた時間が記事にとりこめるため、作業ログとして非常に効果があるのではないか、ということでした。
8/例えば、140字のつぶやき10個程度で約1400字のアウトプットができます。その1400字のアウトプットが、つぶやきの時間とともに記録として残せることは文章を書く練習としても作業ログとしても役に立つツールだと思います。
9/これに加えて、個人的に面白さを感じているのは、tweetをアウトライン化することで「時間と空間を超えた思考の結びつき」というものが表現できる点です。
10/普段思いついた何気ない思考を140字程度で脈絡なくつぶやいていき、それを後にプロセス型でまとめていく。その際、つぶやいた日時が表示されること、そしてそれがアウトライン化できることで、時間も空間も混ぜ合わせた人間の思考のカタチというものが明確になる。
11/個人的には、マロ。さんのこの連携スクリプトは、プロセス型思考の本質を表現できるツールのように感じます。
12/ 11:47 プロセス型思考が、時間という動かない制約点(つぶやいた時間)と空間という動く自由な点(アウトライナーによる移動)という一見矛盾したものから成り立っている、そういう不思議なものだということを、このスクリプトが明確にしてくれるという気がしています。
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12:08 そして、8/で書いた時間も空間も整然とされた直線形に進む思考のカタチについては、type traceがその作り方を見つけるヒントになるのではないか、と思っています。
12:10 type traceについては、以下のリンク先に詳細が書かれていますので是非ご覧下さい。文章を書くことに興味のある方には、とても示唆的な記事だと思います。
ドミニク・チェン 「読むことは書くこと Reading is Writing」 第14回「『熱量』と『学習』」 - DOTPLACE
12:13 ちなみに上記1/-12までは、Little Pork Chopで作成したつぶやきです。このLittle Pork Chopもtwitterとアウトラインの一体化への第一歩なのではないかと、行き先が非常に楽しみなプログラムの一つです。
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